屋根の形状のメリット・デメリット

こんにちは。

 

最近の家は色々な屋根の形があります。

カッコいい家も増えてきています。

「どんな屋根がカッコいいのかな?

屋根の形って、どれがいいんだろう?」

 

屋根にも色々な意味がります。

 

雪が降る地域は、雪が屋根に積もらないように、

急な斜面の屋根がついています。

 

逆に、雨が少なく、台風が多い

沖縄の家は少しでも水を溜めたいので、

平らな屋根が多いですよね!

 

地域の気候によっても

オススメの屋根がありますが、

 

今回はメジャーな屋根の形状の

メリット・デメリットをお伝えします。

 

切妻(きりづま)屋根

切妻屋根は、本を開いて逆さまにしたような

いわゆる“三角屋根”。

日本でも人気の形状です。

 

単純な造りのため、コストが安く、

雨漏りのリスクも少ないという魅力があります。

ただし、妻側(△の部分)は紫外線に当たりやすく

劣化しやすいです。

 

メリット

・コストが安い

・雪や雨に強く、雨漏りのリスクが少ない(水はけが良い)

・屋根裏のスペースを広く確保できるので換気性が良い

・屋根面積が広いので太陽光発電にも向く

 

デメリット

・「妻」や「破風板」などが劣化しやすい

・デザインが一般的で個性を出しづらい

 

こういう方にオススメ!

・費用をおさえたい方
・豪雪地域にお住まいの方
・ソーラーパネルを設置したい方

 

寄棟(よせむね)屋根

 

寄棟(よせむね)屋根も、

切妻屋根同様、使用されることが多い種類です。

頂点に棟(むね)があり、

さらに四方に下がる棟があります。

 

全方向に面があるため耐風性が高く

外壁への負担も少ないです。

 

メリット

・耐風性が高い

・落ち着きのある外観になる

・全方向の外壁を雨や紫外線から守ることが出来る

 

デメリット

・屋根裏のスペースが狭くなりがちなので換気が必要

・コストが高い

・一つ一つの屋根の面が狭いためソーラーパネルが置けない場合がある

・棟が多いので雨漏りもリスクがある

 

こういう方にオススメ!

・台風や強風の被害に遭いやすい地域にお住いの方

・落ち着いた見た目にしたい方

 

片流れ(かたながれ)屋根

 

片流れ(かたながれ)屋根は、

一方にだけ傾斜がある屋根のことです。

スタイリッシュなデザインに仕上がることから、

近年増加傾向にあります。

 

面が大きいのでソーラーパネルを

設置するのに向いている屋根の形です。

ただし、風には弱いので台風の際に

注意が必要です。

 

メリット

・デザイン性が高く、個性が出せる

・屋根面積が広いのでソーラーパネルが取付けやすい

・コストが安い

・屋根裏のスペースが広い

・高い位置に窓を設置できるので、部屋が明るくなる

 

デメリット

・耐風性が低い

・雨樋への負担が大きくなる

・日照を得られる時間が少ない

 

こういう方にオススメ!

・モダンなデザインの家にしたい方

・ソーラーパネルを取り付けたい方

 

陸(りく・ろく)屋根

 

陸(りく・ろく)屋根は、

平らな屋根の形状のことを言います。

モダンなデザインになることから

一般住宅にも採用されることが多いです。

 

ただし、傾斜がないので

水はけに注意が必要です。

 

メリット

・屋上のスペースを有効的に使える

・掃除やメンテナンス作業が楽

・モダンな印象に仕上がる

 

デメリット

・勾配がないので、排水をきちんとしないと

水が溜まってしまう

・定期的な防水(床)メンテナンスが必要

・断熱性が低く、室内温度が上がりやすい

・ソーラーパネルを設置する場合、

斜めに設置するための架台が必要になるので費用が高い

 

こんな人におすすめ!

・モダンなデザインにしたい人

・屋上で家庭菜園をしたい人

 

いかがでしたか?

屋根の種類は多いので、

知っておくとおもしろいですよね!

 

BASEHOUSE365でも屋根の形は選べます。

また、屋根材の種類もありますので、

迷われた時は相談してくださいね。

 

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