住宅ローン審査の判断基準
こんにちは。
先日ママ友に、
「家を買いたいけど、
住宅ローンを組めるのかが心配」
という相談を受けました。
夫の転職、
自営業、
カードの滞納・・・
審査に影響がないのか、不安はつきものです。
審査はどのような観点から行われているのか、
知っておくことで、不安も少しは
解消されるのではないかと思います。
住宅ローンの審査項目
国土交通省「平成30年度 民間住宅ローンの
実態に関する調査 結果報告書」の中に、
住宅ローン等に関する
融資審査項目があります。
それぞれの審査項目について、
各金融機関がどのような基準を
設けているかの回答結果をご紹介していきます。
状況により、審査に通るかは変わってきますが、
参考にして頂ければと思います。
完済時の年齢
・85歳未満→12件
・80歳未満→957件
・75歳未満→55件
・70歳未満→19件
・なし →1件
「80歳未満」が断トツで多いですね。
基本的に完済時の年齢は80歳未満が基本と
考えていいでしょう。
年収
・100万円以上→292件
・150万円以上→586件
・200万円以上→71件
・250万円以上→111件
・その他 →210件
「年収150万円」が多いようです。
借りる金額にもよりますので、
住宅会社やFPなどに相談が必要です。
勤続年数
・3年以上→271件
・2年以上→60件
・1年以上→645件
・その他→230件
かつては3年以上を条件するところが多かったですが、
条件を緩和する銀行も増え、「1年以上」で
OKというところが増えてきているようです。
自営業は、審査基準が異なります。
確定申告書を過去3年分提出するよう求めています。
したがって、3年以上事業を続けていることが
融資の条件となっています。
雇用形態
・派遣社員は対象外→481件
・契約社員は対象外→405件
・自営業者は対象外→10件
・その他 →342件
派遣社員や契約社員だから借りれないというわけでは
ありませんが、どうしても固定給の正社員が有利になる
傾向があります。
健康状態
・団信加入が必要→1067件
・団信加入が不要→8件
・団信加入は選択可能→92件
団信加入は必須と考えておくべきでしょう。
※団信とは
団体信用生命保険・・・
住宅ローンの契約者が死亡した時に、
残りの住宅ローン残高が0円になる生命保険の一種。
加入に当たっては、既往症や病歴の有無を
告知しなくてはなりません。
もし、病気を理由として加入できないと
ローンも組めません。
個人信用情報
・クレジット返済
・携帯電話の支払い
・車のローン
・自己破産の経験がない
など、他の債務状況や返済履歴を
チェックします。
返済負担率=1年間のローン返済額/年収
返済負担率は低ければ低いほど
住宅ローン審査の評価は高くなります。
・50%以内→1件
・40%以内→40件
・35%以内→39件
・30%以内→15件
・20%以内→1件
・その他 →84件
返済負担率は、35%以内~40%以内が多いですが
おおむね30%~35%が審査基準のようです。
出典:国土交通省
「平成30年度
民間住宅ローンの実態に関する調査 結果報告書」
(http://www.mlit.go.jp/common/001280466.pdf)
審査が通らなかった場合
住宅ローンの審査が通らなかった場合、
一般的に金融機関はその理由を
教えてくれません。
その場合、次のような事も検討してみましょう。
・借入条件を変える
借入期間や借入金額の変更のほか、
連帯責任者・連帯保証人との収入合算、
親子ローンなどを検討する。
・他の金融機関に申し込んでみる
金融機関によって審査の条件は異なります。
金融機関を変えて申し込みを検討しましょう。
・既存借り入れを完済
車やショッピングのローンなど、
現在返済している借入があれば、
完済することで、住宅ローンで
使える年収に占める返済額の枠を増やすことができます。
いかがでしたか?
住宅ローン審査は、
借入する人が返済できるかどうか判断するものです。
審査に通るように対策を行うのも大事ですが、
ローン返済が家計の負担にならないように、
見直しもしてみましょう。
ローンの組み方・支払い方法のご相談をしたい方は、
ぜひ、久留米市津福今町にあるBASE HOUSE 365に
お問い合わせください。
月々3万円からの家づくり
福岡・久留米の企画型注文住宅
ベースハウスサンロクゴ 小笹
↓↓施工事例をご覧になりたい方はコチラ↓↓
↓↓instagramでも施工事例を公開中↓↓
↓↓土地探しやお金に関するご相談承ります↓↓