【住宅ローン返済の裏わざ】繰り上げ返済って知ってます？
こんにちは！
BASE HOUSE 365 の岩尾です。
前回は、住宅ローンの返済期間に関する記事を書きました。
（前回→「住宅ローンは何年で組むのが良いの？」）
今回は、住宅ローンの返済を楽にする方法について
ご紹介したいと思います。
1.繰り上げ返済って何？
繰り上げ返済とは、毎月の返済とは別にまとまった額を返済する方法です。
繰り上げ返済をすると、元本のみを返済することができます。
つまり、その分の支払い利息が消え、支払総額を減らすことができます。
さらに、繰り上げ返済には「期間短縮型」と「返済額軽減型」の２種類があります。
ここからは、それぞれを詳しくみていきましょう。
2-1.期間短縮型
繰り上げ返済を行い、返済期間を短縮する方法です。
住宅ローンの返済期間を短くする事で、
「返済額軽減型」よりも大きく支払利息を消すことができます。
できるだけ早くローンを完済したいと感じている方におすすめです。
例）
借入：3,000万円、金利：1%、返済期間：35年、10年後に300万円繰り上げ返済する場合
毎月の返済額は84,685円です。
返済期間は、3年8か月短くなり、
返済総額は、77万円安くなります。
ただし、毎月の返済額は変わりません。
2-2.返済額軽減型
繰り上げ返済を行い、毎月の返済額を軽減する方法です。
消すことができる支払利息の額は、「期間短縮型」よりも小さくなります。
住宅ローンを組んだけど、家計が苦しいと感じている方におすすめです。
例）
借入：3,000万円、金利：1%、返済期間：35年、10年後に300万円繰り上げ返済する場合
毎月の返済額は84,685円から、11,306円安くなります。
また、返済総額は、39万円安くなります。
こちらの場合、返済期間は35年のままです。
3.返済条件の変更
こちらは繰り上げ返済ではありませんが、月々の返済額を変更する方法です。
現状に合わせて返済期間や返済タイプを変更することができます。
しかし、変更には審査（審査基準は金融機関によって異なります）に
合格する必要があります。
まとめ
繰り上げ返済を行うことのメリットをまとめると
「期間短縮型」では、返済総額を抑え、早くにローンを完済することができます。
「返済額軽減型」では、月々の返済額を抑え、万が一の時の出費に備えることができます。
繰り上げ返済は、まとまった額を早めに行う方が負担軽減効果は高まります。
ですので、住宅ローンを組む際は、無理のない返済計画を立て、
早めに繰り上げ返済ができるように計画を立てることがポイントです。
BASE HOUSE 365ではスタッフが繰上げ返済も含めて
住宅ローンの返済に関するご相談も受け付けております。
お気軽にご相談ください。
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